ユニット型壁面緑化システム Caverde™ (カベルデ)

”Caverde™ (カベルデ)”は、施工工程が少なく、施工性の高いシステムです。崩れないので、ケース類が不要。基盤材を保持する最低限の資材で壁面緑化が可能。

Caverde™ (カベルデ)は施工工程が少なく、施工性の高いシステムです。

エクセルソイルで作った基盤材は崩れないので、ケース類が不要です。

基盤材を保持する最低限の資材で壁面緑化が可能です。

しかも、潅水装置(標準装備)を組み込むことにより、メンテナンスの頻度を出来るだけ少なく、

健全に植物が生育できる環境になっています。

ユニットの移動や交換や容易で、さまざまな植物が植栽でき、自由なデザインが可能です。



壁面緑化については、別サイト 壁面緑化jp で詳細をご案内しています。

 

◆壁面緑化の基礎知識については詳しくは「環境への理念/基礎知識」ページをご覧ください。

基礎知識ページ

 

Caverde™ (カベルデ)はエクセルソイル基盤材(①)、エクセルソイル苗(②)、SUS製U字形ワイヤーフレーム(③)で構成される緑化ユニットをチャンネル材(④)に取り付ける壁面緑化システムです。

 

チャンネル材(④)はユニット下端を受け、抜け出し防止の役目を兼用します。リップ溝形鋼ではなく、折返しのない軽溝形鋼を標準とすることで、中間ユニットの取外しを可能にしています。

 

格段に点滴チューブ(⑤)を幅止めを兼ねたSUS製バンド(⑥)で固定し潅水します。

 

コンクリート壁(⑦)に設置する場合、チャンネル材は非対称形(⑧)をアンカーボルト(⑨)に固定します。

 

チャンネル材(④)のM6ボルト用前穴はφ8mm(⑩)、水抜き用底穴はφ15mm(⑪)で各ユニットの中央にくるように600mmピッチであけます。両端には止水版(⑫)を設けます。

 

フレーム(③)のワーヤーフックを大径(φ30mm)ワッシャー(⑬)で押さえて固定することで、突起物等で位置ズレした場合のボルト固定を可能にしています。

 

1ユニット当り16株植えして専用農場で育成養生し、充分に①基盤材に根張りしたものを設置します。植付時期等の条件が整えば、ユニット(①+③)設置後に②苗植栽も可能です。

 

ユニット取付台(受チャンネル)留金具類について

カベルデ完成品ユニット

 

施工直後から、"被覆率の高い壁面緑化を!"とのご要望にお応えし、ユニットに植物を養生した完成品での納入が可能になりました。


カベルデ完成品は、自社圃場でエクセルソイル苗を植え付け、ご希望の植物をオーダーすることもできます。

 

弊社スタッフが管理したものをお客様へベストコンディションでお届けします。

完成品での施工は、従来の幼苗の植栽をする場合と異なり、施工シーズンに幅をもたせる事ができます。

 

オオイタビ“KNOX”をはじめ、ヘデラ等を植栽、圃場にて養生したものを販売します。また、ご希望の植物で受注生産も可能です。(季節・植物により、受注後3ヶ月~1年で納入)

 

完成品ユニットができるまで


(1)お客様のご希望をお伺いします

完成品ユニットのご注文は、打合せをさせていただきます。設計・デザインを提案させていただきます。その中で、植物のご要望をお伺いいたします。

 

(2)養生の開始

植物が決まれば、自社圃場にて養生を開始いたします。

 

(3)3ヶ月〜1年をかけて養生

植物によっても異なりますが、エクセルソイルに苗を植えつけてから、自社の専任担当者が3ヶ月〜1年をかけて養生していきます。

 

(4)完成品ユニットの出荷

壁面緑化施工予定日に合わせて、養生したユニットを出荷いたします。

 注意事項 

みのる産業の壁面緑化ユニット"カベルデ"や"プランター"の前面に植栽する苗はエクセルソイル苗を使用します。エクセルソイル苗を用いることによって、苗の土も流れることなく、根が活着するまでの間もしっかり固定することが出来ます。

壁面緑化に植栽する植物を選定する場合、


 ①地域の気象条件

 ②施工面の日当たり・風辺り

 ③メンテナンスの条件等が考えられます。

 

見た目のデザインも大切ですが、施工後長期にわたって美しい壁面であるために、施工前の充分な計画が必要です。地域・施工場所によってはお勧めできない植物もありますので、不明な点は弊社までお問合せ下さい。

事例・施工工程