壁面緑化・屋上緑化 エクセルソイルプロジェクト

“エクセルソイル”は、みのる産業(株)と(株)クラレと共同開発した、ポリエステル繊維を用いた固化培土です。

エクセルソイルに使用されているポリエステル繊維は特殊な性能を持っています。
成型加工によって、このポリエステル繊維は、

@培土素材(ピートモス・ココピート・パーライト・バーミキュライト等)の形状に関係なく三次元の網状の構造を形成します。

A培土基材が持つ本来の保水性・透水性の物理的性質を損なうことがありません。

B網状になった繊維がスポンジ状の構造を長期間維持するため、目詰まりしにくく、植物にとって重要な“空気”(気相)が確保されます。

農園芸生産用途から始まった技術

近年、花・野菜等の苗生産現場では、歩留まりの向上と高品質化が求められています。 また、コスト要求に応えるため、鉢上げ等の作業も機械化が進んでおり、機械化の為には、培土の固化が必要条件となります。培土の固化技術には、天然の高分子を利用する方法などが実用化されていますが、この手法は化学反応による固化技術のため培土中のイオン量・水分・温度などの影響を受けやすく、

@ 固化強度が変化する

A 適応植物の範囲が限られる

などの課題が残っていました。エクセルソイルは、

@ 培土素材本来の特徴を維持しながら、しっかりと

A 成型固化されている

ということが認められ “エクセルソイル育苗用”として各種の花・野菜等の栽培に採用されました。エクセルソイルが植物の適応範囲が広い培土であることは植物の生産者から、高く評価されています。
“エクセルソイル・スラブ&キューブ”は、トマトやパプリカなどの野菜栽培システムへ導入が可能です。ロックウールの代替としてそのまま利用できます。

エクセルソイルに使用しているポリエステル繊維は特殊構造をしていますが、ポリエステル繊維自体は衣類・不織布などに使用されており、無害なものです。安全・無害のイメージは消費者に対して、安心感を与えます。(ロックウールは有害なものではありませんが、アスベストと混同されるイメージがあります。)また、リサイクルや焼却可能な素材であることから、利用者への処分負担を軽減することができます。

屋上緑化において植栽土壌への課題

屋上緑化へ用いられる培土には風雨による土壌の流失・飛散の問題を抱えていました。 建物への負荷を軽減するために軽量の土壌を使用する場合が多く、軽量である為に流失・飛散していまい、一定の土厚を確保するために定期的に土壌を補填する必要がありました。 また植物に必要な量の培土を入れるために、建物へ荷重を踏まえた設計をしなければならない場合もあり、既存の建物へ屋上緑化の導入が難しいなどの問題も抱えていました。

“エクセルソイル 緑化基盤材GBシリーズ”は軽量であり、固化培土であるため、流失・飛散がありません。建物への負荷の少ない、薄層緑化が可能です。
また、築年数の経た既存の建物の方が、緑化によるエネルギー削減効果が高くなることが期待できます。(断熱材が無い・スラブ厚が小さいなど、緑化によって得られる遮熱効果が高い等)また、 緑化基盤材とトレイが一体になった“屋上緑化ユニット”はさらに工数が削減することができます。

壁面緑化へ

また、緑化の手法は平面から、垂直へと推移しています。

その中で植栽土壌も、その“手法”に合せた対応が求められています。
“ユニット型壁面緑化システム・カベルデ”は“エクセルソイル”の特徴を最大限に発揮したシステムです。“エクセルソイル”を用いた壁面緑化は大地にある土と同じような土で、垂直方向の植栽を可能にしました。エクセルソイルは崩れないので、ケース類が不要となり、基盤材を保持する最低限の資材で壁面緑化を可能にしました。

“軽量”“高い保水性”“広い植物適正”が特徴のエクセルソイルの“ユニット型壁面緑化システム・カベルデ”は、潅水装置を組込むことにより、メンテナンスの頻度を出来るだけ少なく健全に植物が生育できる環境にしています。 建物緑化は法的規制によって義務付けられ、しなければならない緑化もありますが、壁面緑化は周辺の環境の一部となり、また、屋上緑化と違い一般の“眼”に触れるものです。

@ 植物の温室ガス吸収

A 蒸散作用による周辺気温の低下

B 建物への遮光

C 緑の与える景観・癒し

など、一般的な効果のなかで、都市の景観・癒しとしての意味合いは大きくなっています。建物緑化を進めることは、建物のオーナーとしての、社会的貢献度は低くなく、その地域から期待・歓迎されるものと思います。

私達、“エクセルソイルプロジェクト”では、“みどりの環境のためにできること”を御協力できればと思っています。

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